教材「おいしいチョコレートの真実」ガイドブック+教材キット [253]

教材「おいしいチョコレートの真実」ガイドブック+教材キット [253]

販売価格: 3,900(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

購入目的 在庫
個人使用(授業などで使用)
貸出用(図書館・資料室で貸出)

販売価格: 3,900(税込)

数量:

商品詳細

※2022年6月8日より、価格を見直しました。
旧価格:4,950円 → 新価格:3,900円
より多くの方にご活用いただけますと幸いです。

チョコレートと児童労働に関する豆知識を学べる「クイズ(部屋の四隅)」やカカオ豆を作るガーナとチョコレートを消費する日本との違いと貿易の仕組みを体感する「グループワーク(ロールプレイ)」、カカオづくりの様子と児童労働の背景、問題解決に向けた取り組みを紹介した「映像(DVD)」、カカオ産業の児童労働をなくすためのアクションに優先順位をつける「ランキング」などを通じて、子どもたちを児童労働から守るために何ができるか考えるきっかけを提供するワークショップです。

「おいしいチョコレートの真実」ガイドブック+教材キットの内容

 

1.ガイドブック(A4判:28ページ)

ワークショップの進め方やクイズの答え・解説、参考資料などをまとめたガイドブックです。グループワークやランキングで使用する「ワークシート」も含まれています。※ワークシートはコピーしてお使いください。

  • ワークショップ教材「おいしいチョコレートの真実」について
  • ユニット1(導入)チョコレート、カカオ、アフリカについて知る<クイズ>
  • ユニット2(メインワーク)ガーナのカカオ農家と日本の家族を体感<グループワーク>
  • ユニット3(映像で学ぶ)カカオ産業の児童労働の現状と取り組み<DVD上映>
  • ユニット4(考える)日本のわたしたちにできることは?<ランキング>
  • セリフカード:グループワークに使う家族のセリフ
  • ACEについて・参考資料(参考図書、参考ウェブサイトなど)
2.教材キット

ガーナのカカオ農家と日本の家族を体感する「グループワーク(ロールプレイ)」で使用するワークシートのことです。日本とガーナの6家族分、計13枚入っています。(A3カラー:二つ折り)

  • 家族紹介シート ×日本とガーナ6家族分
  • お買い物シート ×日本とガーナ6家族分
  • お買い物カード ×1枚

 (※商品のイメージ写真左上にある6枚の写真は、第5版からセット内容に含まれなくなりました。ご了承ください。)

家族の収入や使えるお金が書かれた「お買い物シート」と、水・食料・衣服・教育費など、欲しいモノやサービスが書かれた「お買い物カード」を使って、家族の生活を体験します。(※写真に写っているモノはワークショップ用にラミネート加工されていますが、販売品はラミネート加工されていません)
この商品には、DVDは含まれていません。映像DVDを利用したい場合は「おいしいチョコレートの真実」フルセットの購入をおすすめします。

SDGs(持続可能な開発目標)を考える教材として

児童労働の撤廃は、SDGsの達成と深く関係しているため、「児童労働をきっかけにSDGsについて考える教材」としてもご活用いただけます。

・SDGsの全体像について学習をしてから、本教材を使って具体的な国際課題についての理解を深める
・本教材を使って児童労働について学んでから、それがSDGsという国際目標に関連している、と全体像の話に広げる
・児童労働に関連している目標について、ひとつずつ理解を深める

等、さまざまな方法でご活用ください

(教材の中には SDGs についての解説や、SDGsの理解を直接深めるようなワークは掲載しておりません。予めご了承ください。) 

 

ワークショップ教材「おいしいチョコレートの真実」概要 

 

制作・発行

特定非営利活動法人ACE
第1刷:2008年8月
第2刷:2009年2月
第3刷:2009年11月
第4刷:2010年6月
第5刷:2011年12月
第6刷:2013年12月
第7刷:2015年9月
改訂第8刷:2019年1月
第9刷:2019年12月
第10刷:2021年2月
改訂第11刷:2022年4月

制作協力

【助成】中央ろうきん助成プログラム、LUSHチャリティバンク
【イラスト】薮下 壮

対象

中学生以上(※小学校高学年でも実施可能)

所要時間

45分〜120分(調整可能)
※学んだことを実践するための事後学習の実施を推奨

購入方法

ACE直販のみとなります。オンラインショップからご注文ください。

 

教材ご注文の流れ

個人でお買い求めいただく場合― 代金「先払い」でお願いします

1. (お客さま)ACEオンラインショップからご注文
2. (ACE)注文確認メールの送付
3. (お客さま)代金のお振込み
4. (ACE)入金を確認後、商品を発送 

学校・図書館・自治体など公費でのご購入-請求書による代金「後払い」も承ります。

1. (お客さま)ACEオンラインショップからご注文時、「備考欄」に必要な書類をご記入ください。【記入例】「必要な書類:見積書、納品書、請求書、領収書」

2. (ACE)書類の作成 : 特にご指定が無い場合、書類は以下の様式にて発行いたします。様式(書き方)の変更をご希望の場合は、上記と同じく「備考欄」にご記入ください。
 -印鑑:社印(角印)
 -日付:書類作成日
 -宛名:ご注文時にご登録いただいた「会社名・部署名・お名前」

 ←請求書サンプル(クリックで拡大します)

※誓約書等、その他必要書類がございましたら「備考欄」にご記入ください。ご発注に必要な書類でしたら基本的にすべて承ります。ご指定の書式がございましたらメールまたはFAXにてご送付ください。

3. (ACE)商品、書類の発送 : 商品と書類は別送となります。

4. (お客様)書類の到着後、代金のお振込み

※特にご連絡がない場合、領収書は発行しておりません。ご希望の際は「備考欄」にご記入ください。

 

教材の貸出利用について

図書館・資料室など貸出目的で購入される場合には、「貸出用価格(定価の2倍)での購入をお願いいたします。
購入時にプルダウンより「貸出用」をご選択ください。

 

発送方法と送料

「宅急便」か「ネコポス」をお選びいただけます。

宅急便

本州・四国・九州:800円 (税込) 
北海道・沖縄:800円 (税込)

【代金引換払いも可能】※宅急便のみ 
商品受取時に代金と「代引手数料」をお支払いください。 
代引手数料は、総お支払い金額(商品代+送料+代引手数料)に応じて決まります。 
〜10,001円未満:330円 
〜30,001円未満:440円 
30,001円以上〜:660円

ネコポス

380円(税込)

※1点のみ購入の場合に限ります。
※ネコポス発送ご希望の場合は、[STEP2  お届け先・用途の選択] の[発送方法]指定時に、必ず ネコポス を選択してください。
※2点以上ご購入の際にネコポスを選択された場合、ご購入後に正しい送料・配送方法(宅急便)に変更させていただきますので、あらかじめご了承ください。

配送について ※必ずお読みください。

発送日について

・ご入金確認後の発送となります。(※学校など法人のご注文の場合は請求書による後払いにも対応しています。)

発送は週に1回(基本的に水曜日)とさせていただいております。ご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。お急ぎの場合は必ずお電話にてご連絡ください。

お支払方法

・銀行振込、郵便振替、代金引換、クレジットカードのいずれかでお支払ください。
・お振込の際には、「振込人名」の前に【受注番号】をご記入ください。
・受注番号は、注文確認メールでお知らせします。
※携帯アドレスをご登録の場合は、「@acejapan.org」からのメールが受信できるよう設定をお願いします。
・「お申込者名」と「お振込人名義」が異なる場合は、必ずご連絡ください。

注文者住所以外への発送

・お申込いただいた方のご住所にのみ発送させていただき、それ以外へのお届けは受け付けておりません。

受取り日時指定・受取日時のご指定はできません。ご了承ください。

 

ワークショップ参加者の声

2008年6月に実施した「チョコっと世界をのぞいてみよう〜ガーナ報告会&チョコレートWS〜」に参加してくださった方に、ワークショップの感想を聞いてみました。

「おいしいチョコレートの真実」教材作成の背景

カカオ生産地での児童労働は、1997年の「ユニセフ子供白書」で取り上げられ、2000年頃から欧米で指摘されるようになりました。日本では、2006年にフジテレビ「世界がもし100人の村だったら」でガーナのカカオ農園で働く子どもが取り上げられ、関心が寄せられるようになりました。番組放送後、ACEにも「カカオ生産地での児童労働」について多数問い合わせいただきましたが、当時は現地の詳細な情報や学校で取り上げるための素材がありませんでした。カカオ生産地の児童労働への関心やニーズの高まりに応えるため、2007年からカカオ生産地の児童労働をテーマにした教材づくりに取り組みはじめました。

【参考】特集記事「チョコレートと児童労働」

教材を作るため、2001年にイギリスのLeads Development Education Centerが開発した「チョコレートゲーム」を参考にしました。教材の作成にあたり「中央ろうきん助成プログラム」の助成を受け、学校や団体にご協力いただき、十数回におよぶワークショップの試験実施を積み重ねました。のべ500人以上の参加者からワークショップの感想やフィードバックをいただき教材に反映させていきました。

また、2008年2 月から3月にかけて実施したガーナにおける現地調査で撮影したカカオ収穫の様子やカカオ農家の声などの映像素材に加え、国際労働権利基金(ILRF)と国際ココアイニシアティブ(ICC)からカカオ生産地域で働く子どもの画像と映像をお借りしてDVDを制作しました。

その後も多くの方に教材をご購入いただき、さまざまな場所や機会でワークショップ「おいしいチョコレートの真実」が実施されています。教材を重版する度に教材購入者・使用者の方々からいただいたご意見を受け、修正と改良を加えてきました。この場を借りて、教材の開発・改善にご協力くださったすべてのみなさんに、御礼申し上げさせていただきます。

 

用語解説

(*1)「開発教育」とは
私たちひとりひとりが、開発をめぐるさまざまな問題を理解し、望ましい開発のあり方を考え、共に生きることのできる公正な地球社会づくりに参加することをねらいとした教育活動のこと。
開発教育協会「開発教育とは?」より)

(*2)「消費者教育」とは
近年、経済の仕組みの変化や規制緩和の流れの中で、消費者トラブルは多発し、その内容も複雑化、高度化しており、消費者教育の重要性は高まってきています。その中で、自らの利益の擁護及び増進のために自主的かつ合理的に行動し、消費者の権利を実現するように努め、自ら進んで、消費生活に関して必要な知識を修得し、必要な情報を収集するなど、自主的かつ合理的に行動するように努める消費者-すなわち「自立した消費者」の育成を目指すことが、消費者教育の理念です。(消費者庁「消費者教育ポータルサイト」より)

(*3)「ESD(持続可能な開発のための教育)」とは
ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。(ESD(Education for Sustainable Development):文部化科学省より)

出版物・教材内容の引用、転載について

ACEが製作した出版物および教材の版権は、特定非営利活動法人ACEに帰属します。出版物および教材の全部または一部を無断で複写・転載・要約することを禁じます。教育、研究、学術的な目的での使用は、必ず引用元、出典元を明記ください。

講師派遣・出張講演・ワークショップのご依頼も受付中

ACEは、多くの人に児童労働の問題を知ってもらうため、国際理解教育や開発教育、消費者教育の一環として授業や教職員向けに研修を行ったり、企業や労働組合で人権講座や研修への講師を派遣しています。講師派遣・出張講演・ワークショップについて詳しくはACEウェブサイトの「講師派遣・出張講演」のページをご覧ください。

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