教材「このTシャツはどこからくるの?」(ガイドブック) [272]

教材「このTシャツはどこからくるの?」(ガイドブック) [272]

販売価格: 4,582(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

在庫なし
購入目的 在庫
個人使用(授業などで使用)
貸出用(図書館・資料室で貸出)

商品詳細

※こちらの商品はガイドブックのみの販売です。DVDは同封されません。

平成26年度消費者教育教材資料表彰「最優秀賞」を受賞!

教材「このTシャツはどこからくるの?」は、消費者教育教材資料表彰の「最優秀賞」を受賞しました。公益財団法人消費者教育支援センターが主催するこの賞は、学校における消費者教育の充実・発展に寄与することを目的に、教育現場で役立つ優秀な教材を表彰するものです。(2016-6-30)→「消費者教育教材資料表彰」について

教材「このTシャツはどこからくるの?」ガイドブック内容

ワークショップを実施するために手順やワークシート、解説などが掲載された冊子です。※ワークシートはコピーしてお使いください。

  • 対象と教材の使い方

  • 【ユニット1】導入

     ワークI:並べ替えパズル 理解しよう!コットンが服になるまでのプロセス
    【コラム】世界のコットン生産
    【コラム】日本のコットンと繊維製品
    【コラム】インドってどんな国?
    【コラム】児童労働とは?
  •  【ユニット2】問題理解

    ワークII:ロールプレイ 想像しよう!ファッションに関わる人たちの気持ち
    o シーン1:セリフ読み合わせ ‐それぞれの役割を知る
    o シーン2:事件発生 ‐気持ちや役割を考える
    o シーン3:情報収入 ‐児童労働の解決するためのヒントを学ぶ
    o シーン4:作戦会議 ‐児童労働を解決するためにそれぞれの役割で何ができるかを考える
    【コラム】衣服のデザイン・発注・納品の流れ あるメーカーの場合
    【コラム】コットン生産者が抱える様々な問題 ‐農薬と種‐
    【コラム】コットンの種子生産と種子ビジネスのしくみ
    【コラム】インドのコットン生産地における児童労働
    【コラム】コットン生産地で働く子どものストーリー
  •  【ユニット3】ふりかえり

    ワークIII:映像 学ぼう!コットン産業の児童労働の現状と解決へのヒント
  •  【ユニット4】ふりかえり

    ワークIV:考えよう!私たちにできることは?
    o まとめ例1:できることランキングを作ろう!(学校向け)
    o まとめ例2:できることをチャートにしてみよう!(消費者向け)
    o まとめ例3:行動計画をつくろう!(消費者向け)
    o まとめ例4:ステークホルダー・マッピング(企業向け)
    【コラム】問題解決に向けてできること ‐ACEの取り組み 現地‐
    【コラム】問題解決に向けてできること ‐ACEの取り組み 日本‐
    【コラム】問題解決に向けてできること ‐企業の取り組み 概要‐
    【コラム】問題解決に向けてできること ‐ACEの取り組み 事例‐
    【コラム】コットンと児童労働をもっと知るためのキーワード集

  • 参考図書・資料・ウェブサイト、もっと知りたい方へのヒントなど

ワークシート(ガイドブック内)

ガイドブックには、ワークショップを実施する際に使うツールとして、パズル・ロールプレイ用のワークシートなどが含まれています。ワークシートをコピーして、ガイドブックの進め方を確認しながらワークショップを実施することができます。

  • コットンが服になるまでの並べ替えパズル
  • ロールプレイ用登場人物のセリフカード
  • ロールプレイ用登場人物の相関図
  • ロールプレイ用事件カード
  • ロールプレイ用登場人物へのヒントカード
  • ロールプレイ用登場人物吹き出しカード
  • まとめ用ステークホルダーカード

☆ワークシート例:ロールプレイ用登場人物相関図

ロールプレイにはインドの児童労働者や農家、縫製会社、アパレル企業、消費者などコットンに関わる人が登場します。

セリフを読んで登場人物になりきり、互いの立場を理解し合い、問題解決のためにできることを考えます。

 

ご使用いただいた先生方の声

「Tシャツという身近な商品をとおして社会・海外に目を向け自分の選択が社会にどのように影響するか分かりやすく教えることができる。アクティブラーニングにも効果的。」

「ワークシートやコラムなどの資料が豊富で、この資料を活用することで世界の子どもたちの現状を充分に知ることができる。子どもたちにもわかりやすい映像で、ワークショップやカードを使ったマッピングなど、様々な方法で効果的に学習ができる。すべての内容を実践したわけではないが、中学校1年生〜3年生まで学習テーマに合わせながら活用できる点が特に優れていると感じた。」
※注:この教材の対象年齢は中学生以上、大人まで、となっております。こちらのご感想の中に「中学校1年生〜3年生まで」とありますが、対象年齢が中学生のみということではありません。(ご感想をいただいたのが中学校の教員の方で、そのような表現になったのかと思います。)

「ガイドブックの写真やグラフ、イラストが豊富で、読み物資料としての価値も高いと思います。」

「ガイドブックの『コラム』ページの内容が幅広い。家庭科だけでなく、道徳や総合的な学習の時間等でも資料として活用できそうだと思いました。」

「分かりやすい画像で、興味深い内容となっていた。コンピュータ操作が苦手な人も使いやすい。」

「『学校向けモデルプラン』は、授業の流れが途切れることなく、取り組みやすかったです。」

 

SDGs(持続可能な開発目標)を考える教材として

児童労働の撤廃は、SDGsの達成と深く関係しているため、「児童労働をきっかけにSDGsについて考える教材」としてもご活用いただけます。

・SDGsの全体像について学習をしてから、本教材を使って具体的な国際課題についての理解を深める
・本教材を使って児童労働について学んでから、それがSDGsという国際目標に関連している、と全体像の話に広げる
・児童労働に関連している目標について、ひとつずつ理解を深める

等、さまざまな方法でご活用ください

(教材の中には SDGs についての解説や、SDGsの理解を直接深めるようなワークは掲載しておりません。予めご了承ください。)

教材活用シーン例

 

1)開発教育として、中学・高校の家庭科、総合的な学習の時間に。
2)消費者教育として、学校の授業や消費者市民社会に関する研修に。
3)人権教育として、企業や労働組合など組織内の「人権とビジネス」/CSRを学ぶ研修に。

 

持続可能な開発のための教育(ESD)と生産者の「人権」に配慮した消費の必要性

 

近年、食品や製品などの原料調達先での不祥事や生産現場での劣悪な労働環境が問題視されています。海外からの輸入に依存している日本にとって、決して無関係ではありません。消費者の安心と安全を守ることはもちろん、持続可能な社会の担い手を育み、生産者や労働者の人権にも配慮した消費への理解を深める必要性がますます高まっています。

 

日本の子ども・若者、製品を製造する企業がフェアトレードエシカル(倫理的)消費エシカルなビジネスのあり方を学び、消費者・企業としてできることを考え、値段や機能以外の面にも配慮して買い物するなど、インドの児童労働や貧困の解消、持続可能な社会の実現に向けて、本教材を開発教育(*1)、消費者教育(*2)、人権教育、ESD(*3)の実践に活用いただけると幸いです。

活用事例

ワークショップ教材「このTシャツはどこからくるの?」商品概要

制作・発行

特定非営利活動法人ACE
第1版:2015年1月
第2版:2015年12月
改訂第3版:2018年1月
第4刷:2019年12月

制作協力

【助成】公益財団法人 庭野平和財団
【イラスト/冊子装丁】近藤 萌

内容

・ガイドブック(A4判:52ページ)

対象年齢

中学生以上、高校・大学等での学校生徒・消費者・企業

対象人数

20〜40名程度が最も実施しやすい人数です。

購入方法

・ACE直販のみとなります。オンラインショップからご注文ください。

教材ご注文の流れ

個人でお買い求めいただく場合― 代金「先払い」でお願いします

1. (お客さま)ACEオンラインショップからご注文

2. (ACE)注文確認メールの送付

3. (お客さま)代金のお振込み

4. (ACE)入金を確認後、商品を発送

 

学校・図書館・自治体など公費でのご購入-請求書による代金「後払い」も承ります。

1. (お客さま)ACEオンラインショップからご注文時、「備考欄」に必要な書類をご記入ください。【記入例】「必要な書類:見積書、納品書、請求書、領収書」

2. (ACE)書類の作成 : 特にご指定が無い場合、書類は以下の様式にて発行いたします。様式(書き方)の変更をご希望の場合は、上記と同じく「備考欄」にご記入ください。
 -印鑑:社印(角印)
 -日付:書類作成日
 -宛名:ご注文時にご登録いただいた「会社名・部署名・お名前」

 ←請求書サンプル(クリックで拡大します)

※誓約書等、その他必要書類がございましたら「備考欄」にご記入ください。ご発注に必要な書類でしたら基本的にすべて承ります。ご指定の書式がございましたらメールまたはFAXにてご送付ください。

3. (ACE)商品、書類の発送 : 商品と書類は別送となります。

4. (お客様)書類の到着後、代金のお振込み

※特にご連絡がない場合、領収書は発行しておりません。ご希望の際は「備考欄」にご記入ください。

 

教材の貸出利用について

図書館・資料室など貸出目的で購入される場合には、「貸出用価格(定価の2倍)での購入をお願いいたします。

購入時にプルダウンより「貸出用」をご選択ください。

 

発送方法と送料

「宅急便」か「ネコポス」をお選びいただけます。

宅急便

本州・四国: 700円(税込) 
北海道・九州 ・沖縄:800円 (税込)

【代金引換払いも可能】※宅急便のみ 
商品受取時に代金と「代引手数料」をお支払いください。 
代引手数料は、総お支払い金額(商品代+送料+代引手数料)に応じて決まります。 
〜10,001円未満:330円 
〜30,001円未満:440円 
30,001円以上〜:660円

ネコポス

380円(税込)

※1点のみ購入の場合に限ります。
※ネコポス発送ご希望の場合は、[STEP2  お届け先・用途の選択] の[発送方法]指定時に、必ず ネコポス を選択してください。
※2点以上ご購入の際にネコポスを選択された場合、ご購入後に正しい送料・配送方法(宅急便)に変更させていただきますので、あらかじめご了承ください。

配送について ※必ずお読みください。

発送日について

・ご入金確認後の発送となります。(※学校など法人のご注文の場合は請求書による後払いにも対応しています。)

発送は週に1回(基本的に水曜日)とさせていただいております。ご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。お急ぎの場合は必ずお電話にてご連絡ください。

お支払方法

・銀行振込、郵便振替、代金引換、クレジットカードのいずれかでお支払ください。
・お振込の際には、「振込人名」の前に【受注番号】をご記入ください。
・受注番号は、注文確認メールでお知らせします。
※携帯アドレスをご登録の場合は、「@acejapan.org」からのメールが受信できるよう設定をお願いします。
・「お申込者名」と「お振込人名義」が異なる場合は、必ずご連絡ください。

注文者住所以外への発送

・お申込いただいた方のご住所にのみ発送させていただき、それ以外へのお届けは受け付けておりません。

受取り日時指定・受取日時のご指定はできません。ご了承ください。

 

用語解説

(*1)「開発教育」とは

私たちひとりひとりが、開発をめぐるさまざまな問題を理解し、望ましい開発のあり方を考え、共に生きることのできる公正な地球社会づくりに参加することをねらいとした教育活動のこと。(開発教育協会「開発教育とは?」より)

(*2)「消費者教育」とは

近年、経済の仕組みの変化や規制緩和の流れの中で、消費者トラブルは多発し、その内容も複雑化、高度化しており、消費者教育の重要性は高まってきています。その中で、自らの利益の擁護及び増進のために自主的かつ合理的に行動し、消費者の権利を実現するように努め、自ら進んで、消費生活に関して必要な知識を修得し、必要な情報を収集するなど、自主的かつ合理的に行動するように努める消費者-すなわち「自立した消費者」の育成を目指すことが、消費者教育の理念です。(消費者庁「消費者教育ポータルサイト」より)

(*3)「ESD(持続可能な開発のための教育)」とは

ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。。(ESD(Education for Sustainable Development):文部科学省より)

 

出版物・教材内容の引用、転載について

ACEが製作した出版物および教材の版権は、特定非営利活動法人ACEに帰属します。出版物および教材の全部または一部を無断で複写・転載・要約することを禁じます。教育、研究、学術的な目的での使用は、必ず引用元、出典元を明記ください。

講師派遣・出張講演・ワークショップのご依頼も受付中

ACEは、多くの人に児童労働の問題を知ってもらうため、国際理解教育や開発教育、消費者教育の一環として授業や教職員向けに研修を行ったり、企業や労働組合で人権講座や研修への講師を派遣しています。講師派遣・出張講演・ワークショップについて詳しくはACEウェブサイトの「講師派遣・出張講演」のページをご覧ください。

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