絵本「とりがおしえてくれたこと こどもにつたえるフェアトレード」 [293]



販売価格: 1,650円(税込)
子どもから大人まで。フェアトレードがわかる絵本。
「フェアトレードってなあに?」そんな質問に答えてくれる絵本です。
授業の導入に。読み聞かせに。プレゼントに。ぜひご活用ください。
小学生からわかる、フェアトレードの絵本。
「フェアトレードってなあに?」こんな質問をされたとき、いったいなんて答えますか?大人に対しても、分かりやすく答えるのが難しいそんな質問に、絵本という形でわかりやすく答えてくれるのが本書です。
お店に行くと、さまざまな商品が並んでいます。小学生のお小遣いでも気軽に買うことのできるチョコレートもあります。その隣に、もしかしたら、ちょっと値段のちがうチョコレートがあるかもしれません。このふたつの商品の違いはなんでしょうか? 社会や、貿易の仕組み、食べ物や衣類がどんな場所でどのように生産されているのか。情報を押し付けるのではなく、子どもたち自身が考えるきっかけを絵本のなかに詰め込みました。
本書は、株式会社budoriが企画し、認定NPO法人ACEの監修のもとで制作されたものです。伝えることの難しい「フェアトレード」を家族で、学校で、あるいは会社で話し合うきっかけになることを目的とした内容で、絵本を読みながらフェアトレードを考える構成になっています。小学生、中学生はもちろん、社会人にも読んでもらいたい1冊です。
フェアトレードとは?
フェアトレードとは、生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、正当な値段で作られたものを売り買いすることです。
わたしたちの身の回りにあるモノの多くは、たくさんの国や人の手を渡って日本に届いています。例えば、Tシャツなどの綿製品は、畑で綿を栽培・収穫し、工場で糸にして、布にし、色を染め、縫製という工程を経てようやく1つの製品が出来上がります。
しかし、その裏側には、十分に生活することができない賃金で働き、貧困に苦しむ途上国の生産者たちがいます。その中には、児童労働者として働き、教育を受ける機会を奪われている子どもが多くいます。
いわゆる途上国と先進国、または企業間の取引がそもそもフェアじゃないから、こうしたことが起きます。だから、フェアな取引をして、お互いを支え合おうというのがフェアトレードのコンセプトです。
フェアトレードの基準には、労働者に適正な賃金が支払われることや、労働環境の改善、自然環境への配慮、地域の社会・福祉への貢献などが含まれ、「子どもの権利の保護」および「児童労働の撤廃」も盛り込まれています。
もっと詳しく知りたい方はこちら⇒ACEウェブサイト「フェアトレードとは?3種類のフェアトレードと児童労働の関係」
あらすじ
「フェアトレードって なあに?」 子どもたちが、買い物を通して気づいた商品価格のちいさな差。このちいさな差から垣間見える世界の大きな問題について「とり」の目から語られる世界のどこかのお話。海や山、国境を超えて自由に好きなところに羽ばたいていくとりが見た世界の子供たちとは…?
ちょっと詳しくご紹介・・・
チョコレートを買おうとした日本の男の子と女の子。値段が少し高いことに疑問を持ちます。すると、「とり」が「そのチョコレートはフェアトレードのチョコレートなんだヨ」と教えてくれました。
「フェアトレードってなあに?」男の子は「とり」に聞きます。
「とり」はまず、カカオの生産地に飛んでいきます。そこで、小さい子どもが働いていること、学校に通っていないこと、カカオ畑で働いている子どもたちはチョコレートを食べたことがないことを知ります。
「とり」はつぎに、コットンの生産地に飛んでいきます。そこでもまた子どもが働いていること、農薬の健康被害にあいながらも病院に行けないことを知ります。
「だけどネ」 とりは言います。
同じカカオやコットンの生産地でも、子どもたちが学校に通い、農薬をなるべく使わずに農業をおこない、作ったものがちゃんとしたお金で取引されているところもあったのです。
「とり」がおしえてくれたことを聞いて、男の子と女の子は理解しました。フェアトレードのチョコレートとは、「みんなにやさしいチョコレート」なんだ。
「世界のみんながほんとうのしあわせになるために…どんなことをすればいいのかナ?みんなもかんがえてみてネ」という「とり」からのメッセージでストーリーがしめくくられます。
日英対訳 インターナショナルスクールでも
本文からあとがきまで、すべて英語の対訳がついています。インターナショナルスクールなどでもぜひご活用ください。
オリジナルポストカードとブックマーク付き
絵本に登場する「とり」、男の子、女の子が描かれたポストカードとブックマークが付属されています。
環境や支援を考えた用紙
本書のカバー、本文、付属のブックマーク、ポストカードは山陽製紙株式会社のKAMIDEKOを採用しております。KAMIDECOは、企業や団体で不要になった紙を回収して100%再生紙をつくり、回収元の企業や団体、または一般のお客様に提供する自己循環型リサイクルを実現するシステムです。
紙芝居版も販売予定
読み聞かせに活用していただこうと、紙芝居版「とりがおしえてくれたこと」の販売を予定しております。詳しくは株式会社budoriまでお問い合わせください。
応募券10枚でオリジナルワークショップセット「とりがおしえてくれたこと」をプレゼント
学校や地域の団体で、フェアトレードを考えるワークショップ版「とりがおしえてくれたこと」の販売を予定しております。買い物客、小売店、おかし工場、運送業、カカオ農家、それぞれの役割を演じ、コインをつかってお金の動きを知ることで、小学生でもフェアトレードを体験できるロールプレイングセットです。5人以上向け。
本書、帯に付属の応募券を10枚集めていただくと、こちらのオリジナルワークショップセットをプレゼントいたします!
仕様
とりがおしえてくれたこと こどもにつたえるフェアトレード
著者 | 株式会社budori |
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監修 | 認定NPO法人ACE |
判型 | 189mm×189mm |
仕様 | ハードカバー |
印刷 | 46ページ(フルカラー) |
付録 | オリジナルブックマーク、大判ポストカード |
発行日 | 2013年7月22日 初版 |
価格 | 1,500円+税 |
発行 | 株式会社budori |
ISBN | 978-4-907057-03-9 |
企画・制作/株式会社budori
「つくる」、「つなげる」、「つたえる」を通して、社会のさまざまな課題を解決するを理念に掲げ、柔軟な発想と大胆な行動力を基本姿勢として、企画、設計、デザイン、運営に至るまであらゆるクリエイティブを提供しています。2007年設立。代表者 有村 正一。
発送方法と送料
ネコポス | 全国一律380円(税込) ポスト投函となります。到着までの日数は宅急便と同様です。 |
宅急便 | 本州: 700円(税込) 【代金引換払いも可能】※宅急便のみ。ネコポスは不可。 |
お届け先1か所につき12,000円(税込)以上で送料無料となります。
配送について
発送日について | ・ご入金確認後の発送となります。 発送は週に1回(基本的に火曜日)とさせていただいております。ご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。お急ぎの場合は必ずお電話にてご連絡ください。 |
お支払方法 | ・銀行振込、郵便振替、代金引換、クレジットカードのいずれかでお支払ください。 ※学校など法人のご注文の場合は請求書による後払いにも対応しています。 |
注文者住所以外への発送 | ・お申込いただいた方のご住所にのみ発送させていただき、それ以外へのお届けは受け付けておりません。 |
受取り日時指定 | ・受取日時のご指定はできません。ご了承ください。 |
受付時間:平日10:00〜18:00(土日祝のぞく)



販売価格: 1,650円(税込)
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